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宮浦石炭記念公園 |
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宮浦坑跡地の一部が宮浦石炭記念公園として整備されています。敷地内には使用されていた坑内機械の展示があり、また大牟田の各竪坑にそびえ立っていた煙突が残されるのもここだけになっています。 |
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展示品「フェースローダー」
石炭の層に沿って坑道を掘るとき、ダイナマイトで砕いた石炭をかき寄せ、ベルトコンベーヤーに積み込む機械です。重さは6トンに達するようです。 型式MFL-120-S15型
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展示品「ドリルジャンボ」
坑道を掘る途中で岩などにあたった場合に、その岩を砕くためダイナマイトを使用しますが、この機械はダイナマイトをしかける穴を掘る機械です。 型式TYCJ-2XE型
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展示品「坑内車両」
炭鉱内と地上との人、物資の移動に使われていた車両も展示されています。 展示車両には、車掌車、特定車、負傷車、救急車、さらには工具車(文字通り坑内で使用する機械、工具を運ぶ車両)、杭木車(坑内を掘り進める際に、天井や壁が崩れないように支える木材を運ぶ車両、タンク車(石炭をとった後の、不要になった空間を埋める材料を運搬する車両)が展示されています。 巻上げ機とワイヤーにて車両は線路の上を移動し、斜坑を坑内の出入口として物資移動を行っていました。平成2年まで使われていたんですね。
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宮浦第一竪坑の巻上げ機は蒸気動力でしたが、蒸気を得るためボイラー室で石炭を燃やした際に発生する煙をこの煙突から排出されていました。江戸時代や明治初期は蒸気機関ではなく、人力、そして多くの馬が活躍していたそうです。明治中期以降大牟田の各坑に煙突が設けられていたようですが、現存するのはここのみとなっています。
建造 明治21年(1888年) 高さ 31.2m 使用レンガ数 138,000枚(耐火レンガ)
国の登録文化財
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