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「目立たない橋だな、国指定重要文化財なのに」というのが第一印象である。 大きな標識ではないものの、標識はきちんと建てられている。しかし主要道から少し入った場所にあり、また樹木があることから道路からは見え難い。さらに、石橋へと続く道はご丁寧に鉄の門があって、あろうことか鍵がかかっている状態。一見どちらかのお宅か?と思ってしまいそうだ。中に入ってはいけないの?と思いつつも、すぐ脇から門をすり抜けることができるので足を踏み入れた。こんな感じで少し後ろめたいながらのご紹介である(笑)。
三池藩が延宝2年(1647年)に、農業生産性を向上させるため中国から伝えられた新しい技術を応用して建築された石橋である。石造アーチ型水路橋でこの様式では最も古い眼鏡橋で、有名な通潤橋より200年も古いから、その歴史価値は創造できるだろう。 |
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