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行者堂創立は室町時代(西暦1300年代)と推定される。もちろん、堂そのものは改築されたものであるが、堂内には修験者の始祖である役行者【えんのぎょうじゃ】の木彫像が安置されている。(編集注:通常は見れないようである) 手前に写るのは石積の護摩壇【ごまだん】。
行者堂、安置される木彫像、護摩壇ともに福岡県指定有形民俗文化財である。 |
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山林に修行し密教的な儀礼を行い、霊験を感得しようとする宗教(仏教)のことを修験道【しゅげんどう】と言い、その修行をする者を行者と言う。 少々難しいが、この行者堂付近は深仙宿【しんせんしゅく】と呼ばれ、英彦山【ひこさん】に峰入りする修験者たちの重要な修行の場だったそうである。
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閼伽井【あかい】(香水池)
行者堂のすぐ傍にある井戸。 修行時に秘法の霊水を汲んだという泉水。
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行者堂より杉に囲まれた自然歩道を少し歩くと、当時行者たちが奉納植栽したもので樹齢200〜500年といわれる巨木群 「行者杉」がある。
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