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上陽町には13の石橋が現存しています。あじこじ九州ではその橋を順にご紹介していきます。
ご紹介するのは大瀬【だいぜ】橋。“おおせ”と読むのかなと思っていたが間違いであった。上陽町の石橋を巡ってきて11番目となる大瀬橋で、再び上陽町の中心部へと戻ってきた。さすがに星野川本流に架かる大きな3連橋ということもあるし、なんといってもひ・ふ・み・よ橋の“み”を受け持つ橋であるだけに、その立派な橋には久しぶりに嬉しく感じる(笑)。この橋の上流すぐのところにはご紹介した寄口橋がある。
1917年(大正6年)5月に竣工した、長さ45.5m、径間12m、橋幅3.7mの3連眼鏡橋である。みつめ橋とも呼ばれる形式である。石工棟梁は萩本卯作とされている。素人的な感想では、石組みは緻密に感じる。
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