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上陽町には13の石橋が現存しています。あじこじ九州ではその橋を順にご紹介していきます。
ご紹介するのは4連アーチが美しい宮ヶ原橋【みやがばるはし】。星野川にかかる上陽町石橋群の中で最長となる橋長46m。石工(石大工の棟梁でしょう)は豊島虎次郎とのことだが、これだけの技術者ながら他にどのような仕事をしたのかは、よく分からない。 八女市側から上陽町の中心部へと向かうと、まず姿を現すのがこの橋で、4連アーチの石橋はそうそうないだけに、観光客の中には「おおすごいね」と思われる方も多いのではないだろうか。 大正11年4月に完成した石橋である。上陽町の石橋はそのほとんどが生活道路やさらには幹線道路に現役として頑張っているものが多いが、この石橋も地域住民を支えている橋のひとつである。
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