|
|
滝には大きく分けて2つあると勝手に思っている。高低差が大きく華厳の滝のような鬱蒼とした山に溶け込む和をイメージする滝、そしてナイアガラの滝のように、中流域の川が突然落ち込む洋をイメージする滝である。オランダの河川技師のデレーケは、日本の川を見て「滝のような川」だと目を白黒させた(これ推測)ように、そもそも日本の川は流れが急である。そんなそもそも滝のような日本の川にあって、東洋のナイアガラと呼ばれる本当の滝が存在する川がある。「原尻の滝」である。 幅120m、高さ20mの滝は、緒方川が突然落ち込んでその景観を作り出し、日本の滝100選に選定されている。 ちなみに本家ナイアガラの滝はというと、幅670m、高さ54mでやはり規模はアメリカンである。 |
|