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しゃくなげの花としては、最近の雨、風により花が傷んだり散ったりでめっきりと時期が過ぎた感があり少々残念だ。先述のこともありいささか気分が滅入る。 案内チラシをよくよく見ると、というかそんな念入りに見るほど文字数は多くないカラーのチラシだが、シャクナゲ20,000本、ミツバツツジ3,000本とある。なるほどなかなかの本数ではないか。 駐車場からしばらくの園内では、本当に20,000本?という状況だったが、園内の食事処がある施設までくると、状況は一変した。そこから見下ろす一帯にしゃくなげが広がっていた。高低差10mほどあるだろうか、山肌が谷底の沢へと下る一面にしゃくなげが植えられている、またその幅も沢に沿って100mは勇にあるか。 「おお、やるじゃないの!」 と気落ちしつつあった気分が盛り返しつつある。最盛期の美しさはなかなかだろうと推測する。
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