あじこじTOPへ
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00311-M0009
 宮崎県庁舎  (宮崎県宮崎市)    site up 2008/08/06
宮崎県庁1

人気の観光スポットが県庁舎というのは九州でも宮崎ならでは。うむ、確かに立派な建築である。

宮崎県庁舎(本館)は昭和7年(1932)に建設され、戦前から残る県庁舎としては九州唯一。
近世ゴシック様式のデザインは置塩章【おしおあきら:1881〜1968】という公共建築物を多く手がけた建築家の手によるもの。

庁舎前庭は、県木フェニックスやビロウ樹、アコウなどの亜熱帯植物が植栽され南国ムードの彩りをそえるとともに"えびの高原の溶岩"や"西都原古墳の埴輪"などが配置され県の観光地をイメージさせるものとして演出されている。

しかし、県庁舎が人気の観光スポットになったのは元タレントの"そのまんま東"、言わずもがな東国原県知事の誕生によるものと言っても過言ではないであろう。

東国原英夫氏が第17代宮崎県知事として選挙に当選したのは平成19年(2007)1月21日の事で、就任後の同年4月に庁舎正面玄関に知事の等身大パネルを設置してから来訪者のカウントを開始。以来、平成20年6月迄で県庁来訪者は50万人を突破し、現在(2008.8)も連日1000人前後が訪れているという。

東国原県知事の所信表明演説の際に発した「宮崎をどげんかせんといかん」というフレーズは2007年の流行語大賞ともなったが、ここまでの人気の持続性は知事の政治家としての活動に共感を覚える人々が多いからではないだろうか。
宮崎県庁2
宮崎県庁3 宮崎県庁4
正面玄関、知事等身大パネルがお出迎え 玄関ロビー、自然石を多用した重厚な造り
宮崎県庁5
さて、県庁内部であるが見学ができるのは本館1,2F其々の一部となっている。(案内用紙が配布されてあるので参考にされるとよい)
正面玄関から玄関ロビーにかけては自然石が使われており、特に自然石による丸みのある曲線での表現は美しく重厚な雰囲気を醸し出していて一見の価値がある。

←写真は2Fの廊下、クラシカルな趣きで知事応接室前まで見学することが出来る(入場不可)。各室の扉や欄間には装飾が施されており、そう簡単に東国原知事は現れないので心静かに見学されたい(笑)。
宮崎県庁6 宮崎県庁7 宮崎県庁8
知事応接室(入場は不可) 欄間の装飾 県庁横道路向かいにある物産館

また、併せてぜひとも訪れられたいのが県庁横の道路向いにあるみやざき物産館。"どげんかせんといかん"の様々な物産をはじめ、マンゴーや日向夏みかんの菓子などお土産に適した商品が豊富に揃っている。

マイカーで訪問の折には県庁正面の道路向いにある外来駐車場を利用されるとよい。さすがに観光では迷惑かな?と思いつつ守衛の方に伺うと「どうぞ〜」との快いご対応。旅先での細やかな心配りはうれしいものである。


【 県庁前の楠並木通り 】

宮崎県庁9
 交通アクセス(公共交通) JR宮崎駅→宮交バス宮交シティバスセンター方面行きで7分、バス停「橘通2丁目」下車、徒歩5分
 関連リンク 宮崎県庁ホームページ 宮崎県観光情報サイト「旬ナビ」

   
地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00311-M0009
九州の情報はここでチェック!   あじこじ九州TOPへ