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嬉野は温泉とともに茶の産地としても有名。市街地より西方へ7Kmほどにある不動山・皿屋谷には茶樹【ちゃのき】の大樹がある。
本来、茶はツバキ科に属する常緑の灌木【かんぼく=低木】であまり大きくならないとされている。この不動山にある大茶樹は樹齢330年以上と推定され、一説には中国でもこれほど大きなものはなく世界一の大きさ誇るのではないかとまで言われるほどだ。
「嬉野大茶樹」、その希少性から大正十五年十月に国の天然記念物として指定されている。
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大茶樹入口の様子、駐車は路上脇に。 |
うれしの茶発祥の地・石碑 |
附近は今でも茶畑 |
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嬉野茶の起源は永享12年(1440)、大陸から平戸を経てこの皿屋谷に移住した唐人が、陶器を焼くかたわら、自家用に茶樹を栽培したのが始まりと言われ、その後、慶安年間(1648〜1651)に肥前白石郷の吉村新兵衛が当地を開墾し茶種を蒔いたのが嬉野茶の起こりであると伝えられている。
この大茶樹は、その吉村新兵衛が蒔いたものが成育し残存したものと伝えらる全国的にも茶の代表的な巨樹であり、嬉野町はここを「うれしの茶発祥の地」として碑を建立している。
アクセスは、車で嬉野町から国道34号の轟の滝公園を僅か過ぎて右手の県道を山手に登る。(詳しくは下部地図リンク参照)
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