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周辺は国道沿いに建ち並ぶ住宅と田畑に囲まれており、川古の大楠だけがぽつんと孤立して立っている。(国道からは視認できづらい)
木の根本の一部空洞化した部分には、お稲荷さんが祀ってある。
また、かつて木の幹に直接彫られていたという観音立像が大楠脇の観音堂に安置されている。奈良時代の名僧が刻んだもの伝えられており、明治の廃仏毀釈【はいぶつきしゃく】(※1)によって顔面を削られ、その後永年の風雨虫損の影響で幹から剥落したという。
(※1)明治政府の神道国教化政策によって起こった仏教の排斥運動。
大楠の周りは公園として綺麗に整備され、土産店や水車小屋も建てられいる。
下部中央写真の国道沿いに立つ案内看板が目印。向いに駐車場があり、そこから徒歩1分程度。
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