あじこじTOPへ
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00270-S0015
 清水の滝【きよみずのたき】  (佐賀県小城市小城町)    site up 2005/09/06
清水の滝1
小城市は佐賀県のほぼ中央・佐賀平野の西端に位置し、佐賀市に隣接している。
その小城市街から約3km強と程なく北方へ進むと紹介する「清水の滝」がある。

有明海に流入する嘉瀬川水系・祇園川の支流である清水川の上流部にある滝で、特筆すべきはこの「清水川」が環境庁(現在環境省)の指定した名水百選の1つであるという事。(編集注:ちなみに九州には名水百選が19ヶ所あります。名水百選リストはこちら

であるからして、滝から流れ落ちる名水百選という何とも贅沢な資質を有している。 別名「珠簾【たますだれ】の滝」とも呼ばれている落差75m・幅13mの名滝である。
清水の滝2 清水の滝3 清水の滝4
名水百選が流れ落ちる滝 滝うけ行の霊場としても知られる マイナスイオンをたっぷりと
清水の滝5 清水の滝6 清水の滝7
滝の横に整備される東屋 鬱蒼と木々が繁る滝周辺 環境庁指定・名水百選の碑
滝周辺は市街からの近さを忘れさせるくらい木々が鬱蒼としており、瀑布(滝)によって峡谷に吹き降ろす冷やかな風はマイナスイオンを全身に体感できる。また、この滝は観世音菩薩信仰と滝うけ行の霊場としても有名らしくそのせいか言葉では表現しにくい不思議な様相を呈している。
隣接には九州西国三十三観音霊場・二十一番札所「清水山宝地院(通称:清水観音)があり、延暦22年(803)、第50代天皇・桓武天皇【かんむてんのう】の勅命によって開基(創立)された寺院。 途中、戦乱によって焼亡したが佐賀藩主・鍋島勝茂と小城藩主・鍋島元茂がこの地で鹿狩りをしていた際、この滝を発見したことから寛永4年(1627)勝茂によって武運長久と国家の安康を祈り観世音菩薩をこの地へ移し清水山を再興させたという。
清水の滝8
清水の滝9 清水の滝10 清水の滝11
清水観音入口の山門 山門から本堂までは石段が続く 歴史を感じさせる清水観音の本堂
清水の滝12 【 鯉料理専門店が軒を連ねる 】

その他周辺には、明治初期頃から始まったと言われ、この清水川の名水を利用した鯉料理専門店が軒を連ねている。冷たい清流によって晒【さら】された鯉は身が締り川魚特有の臭みがなく、小城の名産とされているので来訪の際には堪能されるとよい。

滝までは道路脇にある無料駐車場から清水観音の山門【さんもん】から本堂を通じて脇の階段を降りると滝に到着する(但しこちらは健脚向き)。または、山門から少し道路を下ると小さな橋があり、そこからだと比較的道中が整備されており楽である。滝までの途中には清水キャンプ場もある。
清水の滝13 清水の滝14 清水の滝15
名水に晒される鯉・小城名物 滝へはこの橋からが楽 清水キャンプ場
 関連リンク 小城市ホームページ  

   
地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00270-S0015
九州の情報はここでチェック!   あじこじ九州TOPへ