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 宝当神社 祈願への旅 2003 (佐賀県唐津市:高島)    site up 2003/12/29
宝当神社2003-1
景気回復も地域に届くまではまだまだといった感の2003年であったが、今度こそは、と今年も年末ジャンボを購入したことは言うまでもなく、九州で宝くじと言えばここであろう。
当あじこじ九州でも2回目のご紹介となる佐賀県・唐津湾の沖合に浮かぶ高島にある「宝当神社」はテレビや雑誌の紹介もあり、九州内外から多くの方が訪問されているのではないだろうか。

某CM「おのおの方、去年の無念を晴らすのじゃ!」と言わんばかりの再訪となった(笑)。

【定期船ニューたかしま 時刻表】※休日など訪島者が多い日は臨時便が出ます。

以前ご紹介のレポートはこちら
宝当神社2003-2 宝当神社2003-3 宝当神社2003-4
唐津城前の駐車場に車を停めて、 橋を渡って、 高島行定期船を待ちます。
【高島までは10分程度】
※お急ぎの方は海上タクシーが便利。

とは言え、昨年の出来事。年末ジャンボこそはかすりもしなかったものの、年末ジャンボと劣らぬ人気を誇るであろうJRA、そう年末を飾る競馬G1レース「有馬記念」である。
競馬の事はよく判らないが、知人が行くついでで買ってきてもらった馬券が見事的中したのである。配当は馬番連勝と言われるもので100円の購入に対し14000円強が配当された。いくら買っていたかは内緒にさせて頂くこととするが、それで前回は運を使ってしまったかもしれないと思い今年の有馬記念は馬券を買わないと決めている。
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高島へ到着。 せっかちな日本人は慌しく下船。しかし、 焦ってはいけない、なぜなら・・・。
宝当神社2003-9 【宝当グッズ店は大繁盛】

個人的な話で、しかも訪問された事のない方にとっては「えー、それくらいで」と思われるかもしれないが宝当神社の拝殿に訪れると年末ジャンボに限らずロトや地方宝くじなど当選の御礼でお布施や手紙が壁一面を覆い尽くしている様に驚かれるに違いない。(ちなみに今回訪問したら拝殿内は撮影禁止となっていた)
しかし1年振りの訪問であるが、もともとあった「宝当乃館」に加え「宝当海の駅」(2件とも宝当グッズ販売店)なるものが増えていたり、そこにあるグッズの多様化(ストラップやTシャツまで・・・)に驚きである。その他、食事処や喫茶店まで出来ていて来訪者の多さが伺いしれる。
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その名も「宝当海の家」  これはゴージャス。ご利益があるかも? 宝当喫茶、さて何が当る?
宝当神社は昔字で書くと「寳當神社」であり、神社鳥居の神額に記されてある。そもそもであるが、時の1574年、不運がありここ高島に辿りついた野崎隠岐守綱吉【のざきおきのかみつなよし】という若者がいた。当時世の人は筑前国の海賊を恐れており、ある日高島を襲った海賊たちをこの綱吉が退治し、その後遠近の賊船は、綱吉の勇力を恐れ二度と高島を襲うことは無かったという。
それに感謝した島民が綱吉を祀った神社を造ったのである。それから明治時代、製塩業で島が潤った際その神社を当島の宝と称え「寳當神社」と記した石造りの鳥居を奉納したのが今の「宝当神社」の始まりだそうである。
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拝殿に上がって切なるご祈願を(笑) 神額に「寳當神社」 明治34年奉献の鳥居
宝当神社2003-17 【拝殿内の様子。※写真は2002年12月撮影分】

また、島民の感謝の念はそれだけに止まらない。というのも、島人口375人、132世帯中(H15.唐津市データ)のほとんどが「野崎」姓なのである。事実、宝当神社までの僅かな家々の表札はどれを見ても「野崎」姓である。(郵便や宅配は困る?でしょうね)
これは皆が子孫という訳ではなく、ある時期、島民が野崎姓に変えたのだそうである。
故に高島の島民の方々は感謝の念が厚いのである。その感謝の念の恵みとして「宝くじ」が当るのかもしれない。そして、この小さな島に人々がたくさん訪ずれ、島がまた潤っている。
野崎隠岐守綱吉様、感謝・感謝なのである。そして、僕にも宝くじ当ててーーっ!(笑)
失礼しました。ところで高島にはもう一つ神社がある。塩屋神社(山王宮)と言い、野崎隠岐守綱吉と島民の手によって建立された大山祗神【おおやまつみのかみ】を祀ったものである。宝当神社からは歩いて5〜6分なので併せて参拝されたい。と言うか、宝当神社は塩屋神社の境内社(管理下)なのでぜひとも御参りした方が良いように思う。
最後に参拝時のキモをひとつ。船から下りて人の流れからなんとなく左側(西側)へと導かれてしまいがちであるが、昔から縁をかつぐには日出の方いわゆる東側(下船して右側)から参拝した方がよいとの説もあり・・・。
それでは、あじこじ九州ご利用全ての皆様にご利益がありますように・・・。
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宝当神社2003-19 宝当神社2003-20 宝当神社2003-21
立派な公園もある、高島漁港公園。 高島を後に感謝の気持ちを込めて
再度合掌。
お昼過ぎ頃の宝当桟橋。大勢の人が並ぶ。
 関連リンク 唐津市ホームページ 宝当神社公式ホームページ

   
地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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