築城された年代は明らかになっておらず、発掘調査によって13世紀末頃から築城が始まったものと推測されている。
城の正殿【せいでん】は残存していないが、標高100mほどにある周囲は川や谷の急斜面となっており防衛上極めて優れた地勢となっている。
見応えがあるのは何と言ってもその城郭である。外周は約1500m、高さ6〜10mで自然の地形に沿って巡らされた様は「万里の長城」を想像するに容易である。
写真→は御内原【ウーチバル】と呼ばれ、今帰仁城に使えた女官たちの生活の場と伝えらる場所からの眺望でここからは城郭の様子が一望できるだけでなく東シナ海と天気が良ければ伊是名島【いぜなじま】から与論島まで見渡すことができる。
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