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 清滝 【きよたき】(大分県竹田市直入町)    site up 2003/10/07
清滝1
清滝【きよたき】をご紹介しよう。という私も偶然見かけた標識に従って訪れた観光スポットである。各地を廻っていると、どうも滝や湧水という文字に弱い私である。
清滝という響き、文字通り美しい水の流れを感じさせる滝、と思われないだろうか。巷には名称とはかけはなれた姿に(?)というスポットも少なからずあるものだが、清滝は名前から来るイメージを裏切らないとお伝えしよう。あ、だからといって本レポートを読んで、予想以上に頭を膨らませてしまうのはいけない。前評判が良すぎると「あれ?」となるので、期待過剰にはご注意を(笑)。
場所は、日本一の炭酸泉「長湯温泉」でも有名な直入町、どうもこの界隈【かいわい】は炭酸泉が多く湧いている不思議なところ。炭酸泉(鉱泉水)は健康にも大変良いと聞いているので、水汲みも兼ねてといいドライブだろう。
九重連山の南側麓を走る道路からの入口角にはトイレがあり、ここから1kmあまりを歩いて登られることを勧める看板がある。がしかし、1km上流部に駐車場があると書いてあるのに加え、広くはないながらもここから伸びる舗装道を見れば十中八九【じっちゅうはっく】の人は車で進むに違いない。という私ももちろん車で先に進んだてあいである。
5台ほど止められるだろうか、駐車場が整備されていた。ここから清滝までは、川に沿って整備された遊歩道を歩くこと10分ほどらしい。広葉樹が遊歩道を覆い、なかなか雰囲気が良いところである。
途中、山肌から突き出た岩より水が流れ落ちているところへ来た。看板には飲水場とあり岩清水であるらしい。「ほぉ、岩から水が出よる珍しや…」と思いきや岩の上部に黒いパイプが…ま、ご愛嬌である。
清滝2
清滝3 清滝4 清滝5
麓の道路にあった清滝入口の標識 入口にはトイレ完備 飲水場の様子。一見おおっ!です。
清滝6 さて、飲水場を越えると前方の木々の間から白く流れ落ちる水、そう滝の存在が見えてくる。看板にも説明があるが、水量はそう多くない。流れ落ちる水の音でも、おおよそ推測ができるというものだ。 しばらくして近くまでやってきた。予想以上に落差がある滝である。30m?たよりない自分の目測だが、カーテン状に落ちる水に加え岩目に沿って流れ落ちる水が繊細な姿、まさに清滝という名に相応しい光景だ、そう思った。
木々が覆う関係から、滝に近づかなければ全景を見ることが出来ないのだが、さすがにこの距離から全てを写真に写しこむのは難しい。広角レンズが手元にない・・・
滝壷近くまでは木製のデッキがある。正確には浮き桟橋らしいが、風向き次第では水しぶきがふんだんに降り注ぐこと間違いない、夏場は気持ち良いだろう。 清滝の左右にも水量はうんと少ないながらもいくつかの滝が姿を見せている。
清滝。この名前は人を引き寄せる力があるように思う。
超メジャー級の滝は別次元の集客力を誇っているが、この清滝はやまなみハイウェイや主要国道などから結構離れている。にも関わらず私が訪れた30分程度のなかでお会いした人は20人弱。これを聞いて、「え!?少ないじゃん」と思った御仁もおられることだろう。しかし、併設の観光施設がない滝のみのスポットであって、さらに標識があるにはあるがどんな滝かは推測できない中においてこの人数である。九重一帯を周遊する人々を、この名称が惹きつけているのではないだろうか。
ちなみに帰り際にすれ違う人から「滝まではまだありますか?」との質問が数回あったところをみると、初めて訪れる方も多いようだ。
清滝、このネーミングにはいわゆる「惹き【ひき】」があるのだろうな、と思った次第だ。九重という自然豊かなところに来て目にする清滝という名称、清涼感漂う美しい滝を自然と期待してしまうというものだ。逆に濁滝【にごたき】なんて滝だったら一瞬ためらうだろう(編集注:それはそれで私は興味があるね)
名に恥じない名瀑布【めいばくふ】とご紹介しておこう。
清滝7
清滝8 清滝9 清滝10
清滝向かって左にある小滝 広葉樹が美しい、紅葉時期も... 遊歩道から最初に見える清滝

 関連リンク 竹田市ホームページ  
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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