観覧するには国道から脇に逸れた旧道らしき道に入るとよい。
日田方面からは天ケ瀬温泉を通過し、湯ノ釣温泉を過ぎると右手に杉河内【すぎかわち】という小さな駅がある。国道210号と同様に玖珠川沿いを久留米から大分までを横断する地方線の久大本線【きゅうだいほんせん】の駅だ。(JR九州のリゾート特急「ゆふいんの森」号もこの久大本線で由布院へと向かう)
それがちょうど国道と交わる場所からすぐ右手脇道に入ると駐車スペースがあって、その先の古い橋の上から右写真のような迫力ある滝の姿を観ることができる。
慈恩の滝は万年山【はねやま】を源流とする山浦川が玖珠川に合流する地点に位置し、二段構えで落差は上段20m下段10mの合計約30mとされる。
豊かな水量が二段構えで流れ落ちる姿は迫力があり、落水によって巻き起こる水飛沫はマイナスイオンと共に気流の乗って橋の袂まで運ばれ来訪者に心地よい癒しを与えてくれる。
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