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 山地獄 (別府地獄めぐり)(大分県別府市)    site up 2003/12/15
山地獄1
鬼石坊主地獄海地獄から下り坂を進むと、次に現れるのが山地獄である。山地獄というだけあって、海地獄のように大量のお湯を湛えるような光景でないことはお察しのとおりである。こう言ってはなんだが、噴気や熱水の状況だけから判断すれば一番質素な地獄かもしれない。
大きな岩が並ぶ迫る山肌の麓付近からは、噴気がもうもうと上がりやはり地獄様相に代わりない。とある噴気口から少量の水の流れ道は、赤茶色に変色しているところをみると、一部の熱水には多量の鉄分が含まれているものと思う。しかし地獄と呼べる雰囲気としてはこんなところである。
「これだけではお客さんに満足してもらえない!」、と山地獄経営者が思ったのかどうかは分からないが、なんとミニ動物園が併設されている。地獄に動物園というのは、初めて訪れた方には驚かれるところだろう。
山地獄2 山地獄3 山地獄4
山といった感じですね 流れだす一部の水には多量の成分が 凛々しいコクチョウ様
地獄に来て動物に会えるのも妙なものだが、お子さんには好材料だ。また水や蒸気ばかり見ていては新鮮さが薄れるというもの。地獄だけに終わらずエンターテイメントな雰囲気作りが別府地獄めぐりの良いところの一つでもある。
ここには大きなカバがいる。たぶん主役かなと思うのだが、さすがは温泉地の特典だろうか、年中屋外飼育されているのは日本ではここだけという。温泉露天風呂に入っていて、冬場でもホカホカ気分、人間よりはるかに長時間温泉の効能を堪能している存在だ。また人間へのアピールも忘れない。カバ用のエサを買うことができるが、そんな人間がやってくれば通路側へやってきてガバッと「投げ入れろ」とばかりに大きな口を開ける。大きな上下2本ずつの歯が、とあるアニメの警察官を思わせてなかなか大きな体なのにチャーミングである。それに温泉効果かな、大変お肌の色艶が良いように思うのは私だけだろうか?
山地獄5
山地獄6 他には、コクチョウという黒い体に赤いくちばしが印象的な鳥や、ピンク色の羽が美しいフラミンゴ、唾をかけるときがあるのでご用心とアナウンスされるラマ、ミニ動物園といってもアフリカゾウもいて、有名なコンドルは飛んでいくのメロディがよぎるコンドル、その他多数の動物が飼育されている。
ミニ動物園であって種類はそう多くはないのだが、地獄めぐりに来ているので不思議と得した気分になる。これが動物を見にきているのあれば印象は変わると思う。エサ代などかなり経費がかかっているだろうと推測すると、エールを贈りたい気分になるというものだ。コンドルが少し地獄を感じさせる風貌だが、あのタスマニアデビルを展示できれば地獄にデビルでイメージが繋がるのだが...(編集注:厳重な保護下動物なので難しいだろう)
山地獄とミニ動物園、あまり結びつくイメージではないが、海地獄とオオオニハスもそんな感じだし…
山地獄7 山地獄8 山地獄9
きちんと整備されている こちらが唾かけるかも...ラマ ゾウまでいる、立派なものだ

 関連リンク 別府市ホームページ 別府市観光協会ホームページ
   

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