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 鬼石坊主地獄 (別府地獄めぐり)(大分県別府市)    site up 2003/11/25
鬼石坊主地獄1
ご存知の方も多いと思われる「別府地獄めぐり」。地獄めぐりとして一まとめの紹介では各地獄の魅力はお伝えできないと思い、各地獄ごとにご紹介します。

海地獄に続いてご紹介となるのは「鬼石坊主地獄【おにいしぼうずじごく】」。地獄だけに鬼という文字が妙に似合うね、と思う。別府の地獄で特徴的というか特に皆さんの印象に残っているであろうと推測する地獄は、海地獄、坊主地獄、血の池地獄、龍巻地獄ではないだろうか。あくまで個人的感想であるが、有名な4地獄であるだろう。別府地獄めぐりにおいて龍巻地獄を除けば、それぞれの特徴の規模においては規模も大きく、有名なので選んでみた。
ちなみに組合に入っていない(2003年11月現在)天然坊主地獄がちょっと山手にある。共通券では入れないが、坊主ファンには見逃せないかもしれない。
坊主地獄とはよく言ったもので、きめ細かいドロの粒子がツルツルな坊主のようなふくらみを作ってはポカッと割れる。海坊主ならぬドロ坊主である。元気にポコポコ湧いているところもあれば、忘れた頃にポコッと出て来るところもある。熱水と噴気を豪快に上げる地獄と比べれば、なんともおとなしい光景であるが、無論熱いドロである。この地獄おとなしくてかわいい、と思うかは別だが油断は大敵のようだ。というのも、通路が綺麗に整備されているが、その通路にいかにも坊主地獄のドロが飛び散ったような後が...ね、油断大敵って感じでしょ? たまに思いついたように大きく弾けることがあるのだろう。服にドロがついたらどうなるのか?気分的にも地獄にいらっしゃい、となるところだ。個人的にはそれも記念と思うところだが、とかく美しくおめかししたレディにはそうもいくまい。滅多にあることではないと想像するけどね(編集注:実際君は無事だった)
それにしても綺麗に整備された地獄だな...と思っていると、案内板によれば昭和初期頃だろうか、一度閉演した地獄であったが平成14年11月に再開園したとある。どうりで美しいはずである。よってこの間に坊主地獄を見たなぁという御仁の記憶はここではないと思われる。
鬼石坊主地獄2
鬼石坊主地獄3 別府の地獄めぐりの各地獄は、個人または企業経営によるもの。経営が成り立たなければやっていけないのである。各地獄でそれぞれに特徴を持たせようと努力されている点も、この民間経営によるところも大きいと思う次第だが、ここ鬼石坊主地獄は温泉施設「鬼石の湯」(有料)を併設している。入浴はしていないので詳しいことはご紹介できないが、露天風呂もあるらしい。
勘の鋭い御仁であれば、「ははん、ドロ風呂があるんじゃない?」と推察されたことだろうが、残念ながら入口の案内写真等からはそれはない様子。ドロ風呂があれば雰囲気アリアリだが、ま、そのままあのドロを使っては肌に刺激がありすぎそうだ。それにドロが流れるほど湧出してない様子では、地獄のドロを使うわけにはいかないだろう。だからといって、全く産地が異なるドロを使っては産地偽装のレッテルを貼られかねない、ということでドロ風呂はないのだ(編集注:ドロ風呂で引っ張るねぇ)
温泉には別途入浴料が必要だが、鬼石坊主地獄内には足湯が整えてある。背もたれが設置してあり、地獄内の整備が新しいのに加えてうれしい配慮である。地獄内では低いところにあるため、坊主地獄の姿を見ながらのんびりとはいかないが、晴天の中遠くの山を眺めながらは気持ち良さそうである。ナトリウム−塩化物泉だそうで、体調を整え、安眠効果、疲労回復などの効能があるそうだ。こちらは鬼石坊主地獄の入園料に含まれているので、追加料金は不要となっている。
案内板によれば、別府地獄めぐりは最も多いときで数十箇所の地獄めぐりまでに発展したというから驚きであるが、ここ鬼石坊主地獄も一時閉園前は「熱泥地獄」と「間欠泉」で人気を博していたそうだ。気になるのは間欠泉、鬼の高鼾【たかいびき】と名付けられる蒸気の噴気口があるが、ここがそうだったのだろうか。ゆっくりと廻ると発見がある別府地獄めぐりである。
鬼石坊主地獄4
鬼石坊主地獄5 鬼石坊主地獄6 鬼石坊主地獄7
こんな湧出場が何箇所もある 98dBの音を上げる噴気口 地獄入口兼温泉の建物

 関連リンク 別府市ホームページ 別府市観光協会ホームページ
   

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