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五島列島･最北端に位置する宇久島は周囲３７．７Ｋｍの小さな島である。その宇久島で東西南北どこの端に行っても望めるのが「城ケ岳【しろがたけ】」であり、宇久郷土の富士山として「五島富士」の愛称で親しまれている。
（ちなみに五島・福江島の鬼岳【おんだけ】も五島富士と呼ばれている）
島内で最も高く位置する（高さ２５８．６ｍ）ここからは島全体はもとより南に連なる五島列島、平戸・生月島、遠くは壱岐・対馬まで望むことができる。
西海国立公園
（昭和３０年３月指定）
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眺望の良さから昔は軍事施設（電波探知機）も設置されてあったという。今はその面影はなく、かわりＮＨＫや携帯電話の送信塔が建っている。
また、山頂はご覧のようにちょっとした園地（城ケ岳園地と呼ばれる：下左写真参照）となっており、山頂直下には駐車場（１０台程度）もある。そこに設置された「城ケ岳園地」の看板右手の遊歩道を僅か登ると東屋（休憩所）が設置された小広場に行くことができる。
但し、暑い時期にはどうもマムシが出るらしいので注意が必要である。
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城ケ岳園地、宇久島を見渡せる。 |
小値賀島、野崎島方面を望む。 |
釣りでは超有名、古志岐三礁。
うっすら遠くに見えるは生月島、平戸島 |
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島南に位置する宇久の玄関口・平港沖から城ケ岳を望む。
下写真（全てズームで撮影）は左から島北端「対馬瀬鼻」、島東端「長崎鼻」、島西端「火焚崎【ひだきざき】」。
ご覧のように城ケ岳からは宇久島全体が見渡せる。天気が良い日はのんびりするのにお勧めのスポットだ。
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島北端「対馬瀬鼻」 |
島東端「長崎鼻」 |
島西端「火焚崎」 |
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