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K-00279-N0024
 頭ケ島天主堂 (長崎県南松浦郡新上五島町:有川地区)    site up 2005/12/24
頭ケ島天主堂1
西日本唯一とされ、全国的にも珍しい切石積造の頭ケ島【かしらがしま】天主堂

頭ケ島は五島列島・中通島【なかどおりじま】の北東側に位置し、周囲わずか4km足らずの小さな島である。
上五島空港が1981年にこの頭ケ島に開港し、中通島との間を流れる孕【はらみ】瀬戸には全長三百メートルの頭ケ島大橋が開通したことによって車での往来が可能となった。
隠れキリシタンの里として知られる五島列島であるが、この頭ケ島天主堂が完成したのは大正8年(1919)のことで勿論 橋などは掛かっていない時代のことである。

国指定重要文化財
 (平成13年11月指定)
頭ケ島天主堂2 頭ケ島天主堂3 頭ケ島天主堂4
ロマネスク調の剛健な佇まい 名棟梁、故・鉄川与助氏の設計 35mmレンズでは収まりませんでした。泣
設計・施工は中通島・新魚目町(平成16年8月に合併して新上五島町)の出身で数多くの教会建築を手がけた故・鉄川与助氏。この名棟梁の手によって築かれた教会は原形が完全に保存され、訪れた人々を今でも魅了する。

天主堂は頭ケ島北側の入江に面した小集落の最も奥まった位置に建っており、規模的には小さいながらも使用された切石は頭ケ島だけでなく対岸の中通島・友住から切り出され、船で運び島民の信者の手によって積み上げられたと聞き、当地を一目するといかにこの天主堂の建造が大変であったか窺い知ることができる。
頭ケ島天主堂5
頭ケ島天主堂6 この場所に天主堂が建立された主な背景は140年程前の慶応3年(1867)まで遡る。ちょうど江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上した、いわゆる大政奉還がなされた年と時を同じくする。
キリシタン迫害によって外海【そとめ】(現長崎市:旧西彼杵郡外海町)を追われ五島に移り住んだドミンゴ森松次郎翁によってここ頭ケ島に聖堂を兼ねた伝道師養成所を当年に落成されたことによる。
翌年には頭ケ島にもキリシタン迫害の手がおよび養成所が一時監禁所となり、さらには島も無人となるが明治6年(1873)にキリスト教禁制の高札撤廃がなされると島に再び人々も戻りドミンゴ森松次郎の屋敷跡に大崎神父の指導により現在の聖堂を建築、完成まで7年の歳月を経て大正6年に完成したのである。
頭ケ島天主堂7 頭ケ島天主堂8 頭ケ島天主堂9
島の聖母 重厚な砂岩の装飾(ロンバルド帯) 天主堂裏にあるドミンゴ森松次郎翁の碑
内部は「持送りハンマービーム架構」という他の教会堂建築には見られない天井構造が採用されているのもここの特徴。

外部切石積み・ロマネスク調の剛健さとは一変してかわいらしい配色・装飾が施されている。青と白が基調とされ、装飾には椿がデザインされたものが各所に配置されてある。
頭ケ島天主堂10
頭ケ島天主堂11 天主堂周辺は白浜公園として芝生広場やパーゴラなどが整備されており、一角には頭ケ島天主堂を築いたであろうキリシタンたちの墓地も見られる。
天主堂は礼拝時以外は見学自由で駐車場も整備されてある。
アクセスはマイカーかレンタカーを利用するのが便利だが港は有川港(中通島)からが最も近く上五島空港行(頭ケ島バス停下車徒歩8分)か、空港から(長崎〜上五島)でも徒歩15分程度。

その他、中通島と橋で繋がる島々には29もの教会があるので訪問される際には「教会巡りツアー」をされてはいかがだろう。

【近くの観光スポット:サイト内リンク】
 龍馬ゆかりの広場
頭ケ島天主堂12 頭ケ島天主堂13 頭ケ島天主堂14
天主堂下にある白浜公園 中通島とを繋ぐ頭ケ島大橋 上五島空港ターミナル(2往復/日)
 関連リンク 新上五島町ホームページ 西海国立公園ホームページ
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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