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 島原 武家屋敷跡   (長崎県島原市)    site up 2003/07/22

島原城の西側に、築城した際に藩士のために作られた武家屋敷跡が、江戸時代さながらに今も残されています。

駐車場に車を止め、武家屋敷跡へと向かうと、そこは時代が止まっているかのような町並み。まるで、時代劇の出演者になったかのような気分になりました。
(編集注:水○黄○の見すぎか?:笑)

中央に流れている清流は、当時飲み水として利用されていた用水路です。幅は50cm程度ではあるものの、足を踏み外さないように注意しながらの散策となりました。

この武家屋敷跡がある町は、70石以下の下級武士の住まいとして、碁盤の目のように整備されました。当初、石垣や塀など無く、隣の家や庭が丸見えでまるで鉄砲の筒の中を覗いたかのように見えたために、「鉄砲町」と呼ばれるようになったと言われています。
しかし、安永4年(1775年)に藩主の命で各戸に石垣が作られて今の町並みとなったそうです。

石垣や門構えこそ当時のままの町並みですが、公開してある3つの屋敷跡のほかは、普通の住居となっていますので勝手に入らないように気をつけてくださいね。
(編集注:君が民家に入りそうだったと聞いたが・・・)
学問とは 昔も今も・・・ 立派な門構え

公開されている屋敷内へと足を踏み入れます。
江戸時代の生活を表現するためでしょうか、食事中の風景や勉強をしている姿の人形達が飾ってあります。天気の悪い日だと電気もない部屋の薄暗い中に人形が座っている姿は、少し怖いかもしれませんね。

正座の苦手な私は、「今の時代に生まれてよかった」と思わず本音が出てしまいました。
武家屋敷跡の一角には、茶屋があり、島原名物かんざらしや甘酒などが販売されています。また、庭園の隅からは、名水の町と言われる島原の美味しい湧き水がコンコンと湧き出ています。ちょうど私が池の鯉の写真を撮影していると、体操服を着た中学生がここへ水を飲みに来ていました。「部活の途中、いつもここで水を飲んでいます。」と元気良く答えてくれたその女の子に「美味しいですよ。」と勧められ一口。とても冷たく美味しいお水と、さわやかな中学生の姿が印象的で、気分良く帰宅の途につきました。

現在この武家屋敷跡は、「武家屋敷町並み保存地区」として地元の方々に大切に保存・整備されています。
足元を流れる清流の音を聞きながら、江戸時代に思いを馳せながらゆっくりと散策するのもいいものですよ。
お風呂 当時の門構えと石垣 清流で泳ぐ錦鯉
 関連リンク 島原市ホームページ 島原市観光情報サイト
   

地図はこちらから⇒  がおおよその位置になります。
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