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 湯の宮 座論梅 【ざろんばい】  (宮崎県新富町)    site up 2003/02/07
座論梅は、その昔神武天皇がこの地を訪れ休憩をされた際に、梅の枝を突き立て去られたようです。その後梅の枝が芽をふき元木となり今日に至ったとされています。

またこの元木から枝が横に伸び、そして地についたところでは根をはり今では80株までに増えているそうです。

(国指定天然記念物)

座論梅の由来は、ザロミという梅の種類名という説と、徳川時代に佐土原、高鍋両藩に梅林の所有争いが起きたときに、その論議をこの地で腰を下ろして論議したことから、座論梅と呼ばれるようになったという説が紹介されています。(案内板より)

出来すぎた説にもみえますが、後者の説が有力でしょうか。

昭和10年12月24日に天然記念物として指定、また宮崎県下の巨樹百選にも平成4年3月に認定されています。

今回訪れたのは2月6日です。例年からすれば今から満開という時期ですが今年は満開を少し過ぎていました。確かにこの日も暖かい日で、ミツバチが飛ぶ姿も見られました。来年はもう少し早く来なければ。
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