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塔の設計者は彫刻家の日名子実三【ひなこじつぞう】氏(1893〜1945)。大分県臼杵市の出身で日本サッカー協会(JFA)のシンボルマーク「八咫烏【やたがらす】(※1)」をデザインしたことでも知られている。
(※1)日本神話や古事記に登場し、神武天皇を大和国へ道案内したとされる3本足のカラス。
塔は神事に用いる御幣【ごへい】を象徴しており、四隅には高さ6mの信楽焼【しがらきやき】で造られた四魂像が配置されている。正面左手から時計回りに「荒御魂【あらみたま】」、「奇御魂【くしみたま】」、「幸御魂【さちみたま】」、「和御魂【にぎみたま】」となる。其々「武人」、「漁人」、「農耕人」、「商工人」を表している。
また、塔の正面に刻まれた文字「八紘一宇【はっこういちう】」は、秩父宮雍仁親王【ちちぶのみややすひとしんのう】殿下(昭和天皇の弟)の直筆によるものという。
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