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山鹿市より北東に望む山腹に、ニョキヒョキと巨大な岩がそそり立っています。不動岩【ふどういわ】です。
山鹿、鹿本付近では地域のシンボルとして親しまれており、冷静沈着・沈思黙考【ちんしもっこう】等の意味でしょうか、「不動魂【ふどうだましい】」という言葉にも発展しています。
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不動岩の名称は、平安時代に山伏達がこの山にこもり、不動明王を本尊として修行したことに由来。 ごらんのように3つの巨大な岩(前不動、中不動、後不動)と連なり、最も大きい前不動では、高さ約80m、根回りが約100mに達する巨石です。(現地案内板より)
上写真に写っている(ちょっと怒ったような表情の)岩が前不動です。
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不動岩は、前不動のすぐ近くまで車で登ることができます。途中みかん農園内を走りますが、あまり道は広くなくまた駐車場も10台がやっとという広さ。ですが桜のシーズンやイベント時以外であれば満車になることはないでしょう。
写真は不動岩の根元から真上を見た感じで撮影、迫力あります。
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不動明王が祭られています。
□現地案内板より 不動岩は、5億年以上も前に古生代の「変はんれい岩」からできたもので、まだ日本列島の形すらできていない時代のものです。 このはんれい岩が気の遠くなる年月をかけて崩れて海に流され、海水に洗われ丸い小石や砂(さざれ石)になり、そのさざれ石が海底に厚く積み重なって強い圧力を受け岩盤となり、その周囲が削られていわゆる国家「君が代」の歌詞にある「さざれ石の岩盤【いわお】」となったものが不動岩です。
近くで岩肌を見ますと、小さい小石などが集まっている様子が分かります。
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前不動から中不動、後不動へと続く遊歩道です。また訪れる際はこちらも紹介します。
(何故今回紹介しないとお叱りを受けそうです・ヒロ)
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あいにくの天気ですが、ご覧のように山鹿、鹿本から遠くは植木町やコンディションに恵まれれば有明海まで見渡せます。 付近には桜も多く植えられていますので、春の桜から秋のみかん(とってはダメですよ、見るだけ)まで色とりどり楽しめそうです。
不動岩殿、お悩みがあるかまたは少々怒ってあるような表情と拝見しましたが、何か憂いてあるのですか? ・・・はははっ、小僧! 表面の愛嬌など重要ではない、心だ、大きさだ、何事にも動じず冷静な判断ができる不動魂だ・・・ こう言われそうです(笑) 不動岩殿、また参ります。
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