余談であるが池山水源を以前訪れた際に、近くの花温泉館のお土産店でのことである。お土産を購入後にちょっとした雑談となった際、明るく気さくなそのお姉さんは、 「池山水源に来られたのですか? だったら是非、山吹水源もいかれてください。私はそちらが好きなんですよ」 とにこやかに語った。 この山吹水源を好きと語る女性、幾年かの記憶の流れのなかで美の方向へと変化し、より素敵な女性というイメージへと成長したように思うが...ま、そんなことは良い。 そのとき、あなたがそこまで言うなら行こうではないか、と訪れたのが最初の山吹水源、十年程前の話である。それにしても訪れた山吹水源の雰囲気の良いこと。ここが好きという女性の心は美しいに違いない、とさらに綺麗なオーラが記憶に加味されたことは確かだろう(編集注:やはり余談であった)
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