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久住山系の中腹になるだろうか、産山村にあるヒゴタイ公園を訪れた。以前訪れたときも雷雨に見舞われたが、今回も雨模様である。いざ公園に入ろうとすると、またもや遠くに雷鳴が轟くといった雰囲気に、私とヒゴタイの相性はどうも悪いと言わざるを得ない関係、と先に申し上げておこう。
ヒゴタイ、なかなか特徴的響きのある名前である。その名前から熊本県が原産か?と思うところ。だって生まれは?という答えに「肥後たい」って感じでしょ。実際は大陸性植物というから原産は熊本ではないようで、朝鮮半島中部から南に分布している多年草。日本では主に熊本県、大分県、長崎県-対馬、それに愛知県、岐阜県、鳥取県、広島県、山口県などで見られるそうだが、最近はその丸い紫色の花が災いしてか野生種は採取されて少なくなっているという。ここ阿蘇九重一帯でも野生種は少ないようだ。
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