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藤は神社やお寺の境内に多いように思う。特に樹齢が数百年と呼ばれるよう藤ともなれば、さらにそういった傾向ではないだろうか。憶測であるが、これには藤【ふじ】を不死にかけて、長生きをしたい、死ぬのが怖いといった心理を救う宗教的な要因が重ねられるように思う。
それに実際のところ藤は生命力が物凄く強い。あのツルの伸びるスピードは日々凄まじい(以前自宅にあったので記憶しているが、周りの木々はたいそう迷惑そうであった)。あまりのツルの伸びように、個人宅では手を焼かれることもあるだろう(実際うちの藤も強制撤去された経緯がある)
ま、これが個人宅などであまり大きな藤を見ない要因なのだろうなぁ、そんなことを思いつつ、今回は玉名市にある山田の藤を訪れることになった。初めて訪れるが、やはりここも神社の境内で枝を広げていた。
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