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玉名の菊池川に平行して流れる高瀬裏川、国道208号線を挟んで両側に広がるこの地は遠くは舟による物流港として栄えていたが、この時期花しょうぶの名所となり各地より多くの人々が訪れる。
紫系に白系が多い中、白と黄色のコントラストが綺麗な花やガラが美しい花など、密度高く植えられている花しょうぶは、約6万5千本と見ごたえがある。 また県指定の重要文化財「高瀬眼鏡橋」を始めとする7つからなる石橋群が、花しょうぶとなんとも風情ある雰囲気を醸【かも】し出している。写真がお好きな方には、なかなか絵になる花しょうぶが撮れる場所ではないだろうか。無料で鑑賞できる点も◎であります。 |
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先述のようにここは江戸時代、米や農産物の集積港として栄えている。その面影が各所に残っている。石橋はその通りだが、護岸もほとんどが石造りである。よくあるコンクリート製の護岸ではないところが、これまた花との相性ピッタリだ。 デートにいい散策コースだと思う。
花しょうぶのシーズンは、いろんなお店の出展にイベント多数と盛り上がりをみせている。写真左下は休憩所の様子。お茶などが頂けるらしい。 また菊池川堤防沿いには矢旗【やばた】(のぼり)が立ち並び、国道を走る車も興味津々に見下ろして通り過ぎていく。花しょうぶまつり、寄っていかんね!という感じだ。
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夜間はライトアップされて、ひときわ幻想的な雰囲気となる。 朝から舞台に立ちつづけている花しょうぶのお姉さまにとっては、 「はぁ、クタクタ。あら、さらにライトアップまでするのぉ、もう化粧とれかかっているのに…」 と不満の一言もつぶやくのである。 だがしかし、それならばとライトが別方向に向けられようともすれば 「あ、大丈夫、まだいけるわ、照らすならあたしにして!」 とプロ根性をアピールするのだ。正に勝負【しょうぶ】の世界が垣間見えてしまうのだ(編集注:本当かいな)
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ここは花しょうぶだけの観賞にとどまらず、歴史ある高瀬裏川とセットで楽しむ、そんな2倍楽しめそうなところである
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下記写真クリックにて大きい写真が開きます(640×480pixel) |
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高瀬裏川と花しょうぶ |
夜のデートに |
咲き誇る紫花の園 |
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