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蓮華院誕生寺 奥之院 |
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蓮華院誕生寺奥之院、いつもこのお寺の麓を移動しているものの訪れたことがなかったのですが、あじこじの観光・史跡コーナーへの掲載を機に訪問することになりました。
蓮華院誕生寺奥之院への参道
お寺に入るには拝観料(大人200円、小人100円)が必要ですが、パンフレットがもらえます。パンフレットより、蓮華院誕生時は、この地で生まれた皇円上人(皇円大菩薩)をおまつりする真言律宗の九州別格本山とあります。1074年に玉名市で生まれ、幼い頃から比叡山で修行、また学徳に秀でて日本三大歴史書の一つ「扶桑略記」を編述されたとあり感心していると、さらに晩年、弟子であった法然上人(当時15歳)に浄土経の基礎を授けたとされています。浄土宗を広めた歴史上有名な法然上人とつながりがある、そう思うとすごいお寺が近くにあったものだと驚いてしまいました。 蓮華院誕生寺奥之院は、皇円上人入定800年遠忌(遠忌:宗祖などの徳をしたってその50年以後、50年ごとに行われる法会)を祈念して、昭和53年にこの奥之院が建立されたようです。麓の玉名市内に別格本山蓮華院誕生寺はあります。
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上の写真は蓮華院誕生寺奥之院の入り口にある、心経門(しんぎょうもん)です。奥に見えているのが奥之院の中心にある五重塔で、高さ51.5m、全国で43基の塔のうちで最大の大きさで、高さは3番目に高いそうです。
小岱山の中腹にあるお寺ですが、右の写真のように山の中腹とは思えない広い敷地です。そして大変綺麗に整えられていました。
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世界一の大梵鐘、飛竜の鐘です。写真の写し方が下手なのでやや大きく感じませんが、確かに大きいです。この大梵鐘は抜苦与楽(苦を抜き、楽を与える)、離業得脱(業をはなれ、解脱を得せしむる)の、苦と業(九と五)より直径を九尺五寸と定められたとパンフレットにあります。 直径 9尺5寸 2.88m 高さ 15尺 4.55m 重さ 1万貫 37.5t
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さすがに全国最大といわれるだけあって、威風堂々立派な五重塔です。修行のためなら登ることも可能です。 第一日曜日には功徳行の一環として密教座禅の修行(かな)が4階(五重塔の4層)にて行われ、事前に申し込めば一般人も参加できます。ちなみに五重塔を登って修行できるのもここだけとなってますよ。
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五重塔からさらに進み、桜ヶ池にかかる極楽橋を渡り、厄落とし坂(女坂32段、男坂60段)の階段を上ります。写真は女坂です。 看板によると南無皇円大菩薩(なむこーえんだいぼーさー)と真剣に唱えながら、石段の中央を上ると功徳を頂けるとありましたので、もちろん実践。いいことあるかなぁ。
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坂を登り終えると、大仏様が座っておられます。この皇円大菩薩様は総高13mと全てにスケールが大きいです。
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境内には自然が一杯。どんぐりが落ちていたりと散策するにも楽しいところ。
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さて、ゆっくりと散策した私は、護摩堂にて護摩の祈願。いいことありますように。
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(笑)いい人待ってまぁす!
蓮華院誕生寺奥の院、自然の中のたたずむスケールの大きなお寺です。熊本北部を訪れる際には是非足を運ばれてはいかがでしょうか。
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