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出初式【でぞめしき】という催しが各地で行われる。消防団による新春イベントといった感があるが、出初式を紹介するとなればここ南関町の消防出初式をまずご紹介せねば、という使命がある。「なんで?」とお思いの方も多いことだろう。ま、簡単に言えば私の地元で行われる消防出初式を紹介せずして何をいわんや、ということであるが、なかなか見応えある出初式と思うので、少々お付き合い頂きたい。
消防出初式とは簡単に言えば、消防職員、消防団員ほか消防に携わる人々による新年最初の演習のことである。その歴史は江戸時代にまで遡る伝統の行事であるが、ここ南関町の出初式も今年平成16年で122年の歴史を持っている。そして特徴は、通常の演習後に大正時代からの手押しポンプを使って「竿頭標的落し」と「放水合戦」が行われる。これに毎年大勢の見物人が集まる。
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