かなり進んでようやく滝の轟々とした音が聞こえ、そして滝が見えてきた。高いところから降りてくるので、最初は滝を見下ろすようなロケーションである。 もう少し遊歩道を下るとその美しい瀑布【ばくふ】の姿を見ることができた。水墨画にあるような直下型の落差ある滝である。落差は50m位あるようだ。日本にはよくこんな滝が点在するものだなといつものことながら感心する私であった。
で、遊歩道はまだ続いている。滝壷から下流も急流となり視界から消えているが、なにやらまだ先にありそうな雰囲気。濡れた遊歩道をさらに進む。
すると、水力発電に関連する建物だろう、川岸に忽然と現われる建物に鉄塔など、滝見物とはあまり馴染まない光景だ。遊歩道途中にあったパイプの中を水が勢い良く流れ、水車を回して発電しているクリーンエネルギーの生成拠点なんだね。
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