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水源のある小さな神社もそれにちなんでであろう「水元神社」という。
拝殿の横に眼をやると「水元神社の薩摩塔」とあり、町指定文化財と立札があった。
何でも薩摩地方でもあまり見られないらしく、石で造られた仏塔で4つの仏像と1つの阿弥陀如来が刻み込まれている【写真、木の右側の塔】。
湧水とは特に縁はないようであるがご訪問の際は拝見されるとよい。
ところで、シラス台地はもともと透水性の良い火砕流堆積物の積み重ねで水が乏しくなりがちであるが、同時に透水した水が湧き出る場所もここ鹿児島地方ではたくさんあるらしく、「シラス台地湧水群」と呼ばれるこれらは3500ケ所以上にも及ぶという。うーむ、選ぶに十分過ぎる数だ。お時間の許される御仁は「シラス湧水100選」を選定してはいかがだろう?(なんて、無茶な話しですかね)
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