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ホテイアオイについて少し説明しよう。 葉柄【ようへい】の部分が浮き袋のようになっており、これが布袋様のおなかに似ているため布袋葵【ほていあおい】という名前が付けられており、科目はミズアオイ科である。 開花の最盛期は6〜7月上旬で、9月頃にも花を咲かせる(撮影日:2003.09.10)。 ヒヤシンスに似た花を咲かせることから別名ウォーターヒヤシンスとも呼ばれ、原産は熱帯アメリカ(アマゾンの方かな)である。すぐ近くにある「さつま湖」も古くから外来魚のブラックバスのいる池として有名な事から吹上はハイカラな土地柄なのかな?と思いつつも、このホテイアオイ、少し前までは私たちの身近に存在していたのである。 思い出していただきたい。小さい頃、お祭りで金魚すくいをしたら必ずといっていいほど金魚鉢のなかに根っこ付近が膨らんだ水草が入っていたと思う。実はこれがホテイアオイなのである。
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