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黒之瀬戸【くろのせと】は鹿児島県の北薩地方、阿久根市【あくねし】と長島【ながしま】の間にあり、八代海と東シナ海を繋ぐ急潮で有名な海峡である。
この黒之瀬戸に掛かる青い橋は「黒之瀬戸大橋」で昭和49年9月に開通した阿久根市から長島・東町【あづままち】を結ぶ全長502mのトラスト橋である。(通行無料)
この海峡を含む周辺は変化に富んだ美しい景観から阿久根県立自然公園として指定されている。
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急潮な海峡の流れは眼で見てはっきりと判り、まるで大河のようである。
その潮の変化が造りだす風景は万葉集にも歌われたほどであり、長島・東町瀬戸港の上の丘には長田王【おさだのおおきみ】の万葉歌碑が建てられている。
隼人の薩摩の瀬戸を雲居なす遠くも我は今日見つるかも
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大橋から八代海方面を望む |
阿久根側から、対岸の瀬戸港 |
大橋から東シナ海方面を望む |
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橋の上からの眺望には黒之瀬戸大橋を長島へ渡った右手に駐車場があるので利用されたい。
大橋と全景を望むならば大橋手前(阿久根市側)の青果店に無料の展望所が設置されている。
周辺のプレイスポットとしては大橋手前(阿久根市側)から左手、梶折鼻【かじおればな】展望公園(駐車場有)がある。
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梶折鼻展望公園 |
潮流の速い周辺は釣りの好ポイント |
海水は凄くクリアです。 |
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海峡内には数箇所の漁港があり、休日には多くの釣り客が訪れている。
特に時期によっては海峡内で天然のブリが釣れることもあるので挑戦してみてはいかがだろう。
当地の特産品は阿久根市のポンカン、東町ではみかん(日本マンダリンセンターという博物館まである)やブリの養殖産地としては全国的に有名である。
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