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四代目立花藩藩主鑑虎【あきとら】が、遊息の所として建てた集景亭という別邸が「花畠」と呼ばれる地域であったことから、地元の人々が「御花」と親しみを込めて呼ぶようになったのが、ここ「御花」の名前の由来で、西洋館・御花本館・松涛園【しょうとうえん】・殿の倉の総称とされています。 総面積約七千坪ある広大な敷地の周りは、四方に堀を巡らせあり、現在は水郷柳川として、県内外の観光客が訪れる観光地として有名になっています。
【松涛園】
宮城県の松島を模して造られた松涛園は、豊富な水と山石、海石、古雅な280本の翠松を配した庭園で、昭和53年には、 国の名勝地として指定されました。 |
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【西洋館】
明治43年に立花家の迎賓館として建てられた西洋館は、明治時代を代表する鹿鳴館風の建造物で、御花の入口正面に2階建てとは思えないすらりとした美しい姿をあらわします。 この西洋館は、御花本館と共に見学コースとなっていますので、建物右の本館入口から入るようになっています。
≪入場料≫ ※平成25年12月1日現在
開園時間:9:00〜18:00
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一般
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500円
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高校生
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300円
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小中学生
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200円
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上記入園料で、松濤園、大広間、西洋館、立花家史料館のご入園ができます。
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【西洋館の内部】
西洋館内部は、調度品など明治時代そのままの状態で保存してあります。調度品をはじめオルガンや暖炉、西洋の甲冑があり、時代を逆戻りしたような気分になってしまいます。 明治時代の貴婦人達が、この西洋館でくつろぎの時間を過ごしていたのでしょう。
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【御花本館】
御花本館は、結婚式場や料亭として利用されています。見学もできるようになっていて、明治時代に実際に使用されていた生活道具などが展示されていました。
廊下を進んでいきますと柳川の春の風物詩、さげもん飾りが飾られていて、豪華な雛人形とかわいらしいさげもん飾りをバックに記念撮影をする観光客でにぎわっていました。
柳川雛祭り さげもんめぐり
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【殿の倉】
初代立花藩主立花宗茂着用の甲冑をはじめ、立花家に伝わる歴史ある品々が納められ公開されています。 写真は、江戸時代身分の高い人しか乗ることの出来なかった乗り物です。 時代劇ではよくお姫様が乗ってますが、意外と実物は小さい乗り物です。一度乗ってみたいのですが、展示品のため触ることも出来ませんでした。(編集注:担ぐ人もいないのでは・・・?)
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毎年、冬期には500羽に及ぶ野鴨が訪れる松涛園。 この日は暖かく、鴨たちものびのびと遊んでいました。 庭園内に降りることもできるのですが、鴨たちを刺激しないように遠くから撮影しました。
今度は、柳川名物のうなぎのせいろ蒸しを目的の一つにして、もう一度水郷柳川を訪れたいと思います。
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