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八幡宮は、全国にある神社の中で最もその数が多いとされるお宮でありその数実に4万社余り。最大派閥である(笑)。そしてその総本山として名声を轟かせているのが、大分県宇佐市にある宇佐神宮(宇佐八幡宮)である。八幡宮では、八幡大神(誉田別尊【ほんだわけのみこと】)すなわち応神天皇と、神功皇后【じんぐうこうごう】、そして宗像三女神と称される多紀理姫命【たぎりひめのみこと】、多紀津姫命【たきつひめのみこと】、市杵島姫命【いちきしまひめのみこと】が祀られることが多い。
応神天皇は第14第仲哀天皇【ちゅうあいてんのう】の第4皇子として200年に生まれ、なんと111歳となる310年に崩御【ほうぎょ】されたといい、医療の発達していない当時を想像すれば、神がかり的長寿な方である。このような神力もあって、4万社余りの八幡宮で祀られるようになったのだろう。
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