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 多賀神社【たがじんじゃ】 (福岡県直方市)    site up 2004/02/21
多賀神社1
直方市【のおがたし】の市街地を望む小高い丘にある多賀神社、眼下にはJR福北ゆたか線(筑豊本線)が走り直方駅や立ち並ぶ町並みが見える。
余談だが、直方市は大関魁皇【かいおう】の地元である。平成13年10月に篠栗駅−黒崎駅間が電化された際には、特急「かいおう」の運行が開始され話題になった。ついでに筑豊本線といえば、黒崎(または若松)−原田【はるだ】(筑紫野市)を結ぶ路線であるが、桂川駅から分かれて篠栗駅とを結ぶ黒崎−篠栗間を福北【ふくきた】ゆたか線と呼んでいる。運行本数で福北ゆたか線を走る便数が圧倒的に多い。
さて、余談が長くなったが多賀神社のご紹介である。駐車場も広く整備され、初詣などでは多くの人々で賑わう。
夜間は楼門が閉ざされるので、参拝は午後5時までに予定されたし。また裏手は緑豊かな多賀公園が広がる。
多賀神社2 多賀神社3 多賀神社4
多賀大神とあるが...同一神かな? 八幡宮の神も祀られている 拝殿内部の様子
社殿、拝殿も立派である。祭神は天照大神【あまてらすおおみかみ】の両親で、古事記では日本を誕生させたと伝えられる伊邪那岐命【いざなぎのみこと】と伊邪那美命【いざなみのみこと】を祀る。ただ拝殿には「多賀大神」と掲げられていて、同一神なのかは私には不明である。
多賀神社は、黒田直方藩5万石の産土神【うぶすながみ】(鎮守(ちんじゅ)の神様。産土とは生まれた土地という意味を表し、その土地を守る神様のこと)として栄えた。また多賀神社では、4年に一度、10月中旬に神幸行事【じんこうぎょうじ】がある。江戸時代、当時の宮司が京都の加茂神社(上賀茂社かな)の葵祭り【あおいまつり】にならって始められたとされていて、行事は日没後に、多賀神社から新町にある須賀神社の仮殿までを往復する。また飾り山8台が出て平安時代の衣装の行列と共に行事を盛り上げる。
大きな看板に「テレビで紹介されました」として、お守りの桃子 土鈴【もものみどれい】夫婦 鶺鴒【めおとせきれい】が紹介されていた。ご利益は「開運招福、厄除息災」、「家内安全、夫婦円満」とのこと。それにしてもどんなテレビ出演だったのだろう、個人的に大変興味があるところだ。
多賀神社5
多賀神社6 多賀神社7 多賀神社8
テレビに紹介された噂(?)のお守り 末社が4社あり、6神が祀られている 市内方面を望む、すぐ直方駅である
 関連リンク 直方市ホームページ  
   

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