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【灯台の場所から移設されたという御嵜神社:現地案内文】
岩屋の夕日と縁結びの神様
御嵜【みさき】神社は、かつて現在の灯台の場所にあって海に向かって建っていました。それが現在の位置に移設されたのには、次のような言い伝えがあります。御嵜神社に住んでいた神様夫婦のうち男の神様が、日本一美しい遠見ケ鼻の夕日に心を奪われてしまいました。それに嫉妬した女の神様のやつ当たりで、沖では遭難事故が続いたそうです。そこで村人たちは、夕日が見えないように、社を現在の位置に移し、陸に向けて建立しました。このことによって、神様夫婦は元どおり仲良くなり縁結び・夫婦円満の願いを叶えてくれるようになったといわれています。
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