あじこじTOPへ
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ 地方エリアページへ 門司港レトロTOP
K-00184-F0071C
 ブルーウィング (福岡県北九州市門司区)    site up 2004/03/04
ブルーウィング1
レトロな町並みが人気の門司港レトロ地区、あじこじ九州では主要なスポットをそれぞれにご紹介していきます。

レトロという言葉は、古典的なようでどこか新鮮な響きがある(私だけか?)。本来は朽ちていく建物が、ここでは見事に輝いて観光客を歓迎している。その周りはちょっと気のきいた今風の公園である。いっそのこと荒い石畳なんてどう?と思うが、快適環境の中での古い建物たちという雰囲気が万人受けするのだろう。これが本当に過去の世界であればきっとダメなのだ。老舗の高級旅館、明治時代の当時そのままです、と宣伝しても「弱い電球光に照らされる隙間風吹く狭いぼっとん便所」では魅力的に写るかどうか(本当の歴史的価値はあるけど)。昔当時の建物ですがお風呂はサウナ付、トイレは水洗、温熱便座付です、というのを望んでしまうものだ、きっと。
門司港レトロ地区には、古い建物が多く残されておりそれらがスポットであることに違いはないが、それ以外にも観光客を愉しませるものは多い。何しろレトロ地区と称しながらも、近代的デザインの展望室が設けられた高層マンション(最初の写真奥に写っている)が建ったり、レトロっぽくないホテルがあったりする。せめて教会をモチーフにした東京都庁などを参考すればレトロ的だったかもと思うが、ま、いい。
今回ご紹介するブルーウィングも、レトロか?と聞かれると否【いな】と答えるであろう可動橋である。ここは一つ、ポパイのようなゴツイ人が橋のたもとに待機して、必要時に橋と連動する船の舵のようなハンドルを回し人力で開閉させるなんて、かなり素敵であるがどうだろう。観光客の飛び入り参加もありそうだ。ま、稼動させるゴツイ人の人件費はどうする?という現実的質問からは逃避させて頂くとして、実際にはスイッチ操作で、動きは遅いがスムーズに開閉する。名前も「ブルーウィング」と今ひとつレトロ感がないようで残念だ。でも「ブルースウィング」なら…1912年にW.C. ハンディが「メンフィス・ブルース」という作品を発表した歴史もあって、ううむ、ちょうどいいレトロ感が漂う名称になる(編集注:意味不明な名称になるけどね)
ブルーウィング2
ブルーウィング3 夜はライトアップされて、なかなか美しい。ブルーウィング近くの公園ベンチからは、若い男女による恋の語らいでも聞こえてきそうな雰囲気だ。夜に訪れた際には、私のような色恋沙汰を見るのが苦手(色恋沙汰の当事者になる機会もない)な者からすると、なかなかカメラを構えるのも躊躇する次第だ。
肝心な橋についてご説明しよう。橋の中央近くで分かれて双方に跳ね上がる跳開式【ちょうかいしき】可動橋(両開き、非対称)の歩道橋で、長さは108.1mとある。南側が親橋、北側が子橋と呼ばれ、親橋はワイヤーウィンチ式で約70tの重さを引き上げる。子橋は油圧シリンダーにより、橋の下から約20tを押し上げて開閉する。開閉は10時から16時20分までの間に1時間に1回のタイミングで行われる。臨時可動も稀にある様子。
青い鳥とは幸せの象徴と言われるけど、この橋は青い翼。何かしら良いことありそう、門司港レトロを訪れたらまずは渡るべし。
ブルーウィング4 ブルーウィング5 ブルーウィング6
たまには船も出入りするので可動橋に ゆっくりと可動します。 夜はライトアップされ雰囲気あり
 関連リンク 北九州市ホームページ 門司港レトロ倶楽部ホームページ
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ 地方エリアページへ 門司港レトロTOP
K-00184-F0071C
九州の情報はここでチェック!   あじこじ九州TOPへ