見た目に船体と判るのは一隻のみしかなく、現地案内板には以下のように記載されていた。
<この岸壁に出ている船体は、旧日本海軍の駆逐艦「柳」です。戦後間もない昭和23年9月他の駆逐艦「冬月」「涼月」とともに、洞海湾を響灘の荒波から守る防波堤として沈められました。北側の響灘は埋め立てられ防波堤の役割は終わりましたが、今でも「軍艦防波堤」と市民に呼ばれています。「冬月」「涼月」の2艦はこの手前の護岸の中に埋没していますが、この両艦は昭和24年4月「沖縄特攻作戦」の戦艦大和の直衛艦として出撃し大破しながらも奇跡の生還を果した艦です。なお、高塔山中腹にこの3艦の戦没者慰霊碑が建立されており、詳しい説明が書かれております。>
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