翌日、私は愛車を星野村へと進めていた、実に自然な行動であった。 「ようこそ 星のふる里 星の村へ」 星野村のキャッチコピーだろう、町のHPでもこの言葉がTOPページに置かれているし、道中の看板でも見かけたように思う。しかしいいフレーズではないか、感心する。車を進めるとだんだんと山が道路に寄ってきて、雰囲気はまさしく山あいの故郷である。今回はその雰囲気の中にあって、さらに故郷の田んぼを偲ばせる(というか、こんな田畑を故郷に持つ人はそういないか?)ように思う棚田をご紹介しよう。 写真の棚田がこの付近で一番の景観を誇る「広内・上原地区の棚田(写真は広内地区かな)」で、棚田の向かい正面には駐車場、トイレ、特産品販売コーナーを持つ展望台・休憩施設が建てられている。星野村と浮羽町を結ぶ県道52号線を通られる際には、是非足を止められてはいかがだろう。お勧めしたいスポットである。棚田は星野村の各所に存在しているのだが、高低差230m、137段、425枚を誇る石積みで区分けされたこの棚田は、他の棚田を圧倒する規模である。
|
|
|