というように梅のイメージが強いのは当然なのだが、太宰府天満宮は梅だけではござらんということで花しょうぶとあじさいの情報をお届けする。
参道よりちょっと山手(奥)にある菖蒲池と境内参道に架かる太鼓橋のある心字池周辺には、約40種3万本の花菖蒲が花をつける。期間中は夜間照明も行われ、幻想的に浮かび上がる姿も目の保養に良さそうだ。 「紫は水に映らず花菖蒲」という石碑が菖蒲池からニョキニョキと建っている。これは 高浜年尾が自書によって刻まれたとされている。ちなみに高浜年男の父親は高浜虚子【きょし】で、虚子の師匠が有名な正岡子規である。いずれも俳句、短歌、その他文学面での巨匠たち。 ちなみに俳句という言葉は子規が使い始めたとされ、それまでは俳諧【はいかい】と呼ばれていたそうである。
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