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甘木市にある筑前の小京都と呼ばれる秋月。桜の時期と紅葉の時期には、普段の数倍の観光客が訪れる有名なスポットである。まだ紅葉には早かったが、ま、いつの秋月も素敵なものだ。 鎌倉時代の1203年に、原田(秋月)種雄がこの地を納める頃から、戦国時代までの約400年間は秋月氏の所領であったが、豊臣秀吉によって、寛永元年(1624年)に黒田長政の三男である長興が秋月藩として5万石を与えられている。このときから現在の秋月の姿に近い整備が行われたようである。その後、明治時代まで城下町として栄えたようだが、廃藩置県の影響からか次第に静かな町となった。
幸いにも大きな地域開発が行われなかったため、城下町の街並みと雰囲気が残っていることから、平成10年4月に国指定の重要伝統的建造物群保存地域に選定されている。
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